フレンチ・ディスパッチ【サブスク配信、あらすじ、感想、伏線、考察】ディズニープラス！

フレンチ・ディスパッチ：あらすじ

2022年に上映されたウェス・アンダーソン監督が手がける最新映画です。

物語の舞台は、20世紀フランスの架空の街にある「フレンチ・ディズパッチ」誌の編集部です。

米国新聞社が発行する雑誌で、アメリカ生まれの名物編集長が集めた一癖も二癖もある才能豊かな記者たちが活躍していた。５０カ国５０万人もの購読者がいるほど人気雑誌でした。

国際問題からアート、ファッションから美食に至るまで、深く切り込んだ唯一無二の記事で人気を獲得していました。

ところが、編集長が仕事中に心臓麻痺で急死してしまい、彼の遺言によって、廃刊する事が決まってしまいます。

果たして、何が飛び出すかわからない編集長の追悼棒にしての最終章の１つのレポートと３つのストーリー。

思いがけないほど面白く、思いがけないほど泣ける、その全貌とは…

フレンチ・ディスパッチ：感想

「グランド・ブタペスト・ホテル」に続き、鑑賞しました。

とにかくおしゃれ！みていて心地が良い作品です。

ウェス・アンダーソン監督独特な作風、おしゃれだけど、毒気がある作品でした。

雑誌を一枚一枚めくっていくようなストーリー展開でそこもまた素敵でした。

映画の中で人が死ぬシーンが結構出てくるのが少々怖さを感じましたが、その中でもシュールな面白さがあり、おしゃれな描写のおかげで、中和されて楽しむことができました。

カメラの動きも独特で、一枚一枚の絵をつなげているような感覚があったのも、雑誌っぽさを連想させる構成で良かったです。

「グランド・ブタペスト・ホテル」に出てくるキャストが多く出てくるので、またこの俳優さんが出てきた！という楽しみもありました。

途中アニメーションに切り替わるシーンがあるのですが、そのアニメもまたおしゃれでした。

白黒の映像と、カラーの映像、アニメーションの映像という、普通の映画では一度に見られないものを組み合わされているところも、この映画の魅力だと感じました。

エンドロールも最後まで素敵なので、お見逃しなく。

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