ビッグ・リトル・ファーム・リターンズ【サブスク配信、あらすじ、感想】ディズニープラス！

ビッグ・リトル・ファーム・リターンズ：あらすじ感想

ディズニープラスオリジナルの作品で2022年4月２２日に公開された、ナショナルジオグラフィック制作のスペシャルなドキュメンタリー番組です。

2018年に賞に輝いた長編ドキュメンタリー映画「ビッグ・リトル・ファーム　理想の暮らしのつくり方」を基に制作されました。

ロサンゼルスでの生活を捨てて、自然と調和した美味しい食べ物を育てようと、ベンチュラ郡の荒れ果てた農地に移住することを決めたジョン＆モリー・チャスター夫妻の奮闘を描いた作品です。

今回のスペシャルでは、10年という歳月をかけて、彼らが荒れ果てた農地をまるで児童文学の「シャーロットの送りもの」の世界から抜け出してきたような、奇跡の農場にまで成長させた軌跡を追う心温まるドキュメンタリーです。

害虫や山火事、干ばつなど厳しい自然から、二人は自然との共存は何かを学び、農場をアプリコット・レーン農場と名づけたのでした。

アプリコット・レーン農場には、新しく子豚を産んだ母豚のエマや、チャスター一家と仲良くなった愛らしい子羊モーなど、観客のハートを掴む動物達が暮らしています。

自然の相互作用を利用して、土壌の健全性を高め、生物多様性を最大化し、最も栄養価の高い食べ物を作る一家と仲間達の取り組みが描かれています。

とっても美しい映像でした。

日本でも昔からアイガモ農法などがありますが、ここまで、生物多様性を保っている農業はなのではないかと思いました。

人間ばかりが豊かな生活を送ろうとしている現代の中で、これまでに全てがうまく回っている世界が素晴らしいと思いました。

お母さん豚のエマのお話は、胸が痛くなりました。

これまでに何十匹と子豚を出産し、育ててきたのに、最後は５匹しか産めず、しかも4匹殺してしまうという悲しい出来事も、エマにとってはもう出来ない！というSOSだったんだろうと思うと、胸が痛かったです。

子羊のモーが群れの中に入っていくシーンは感動しました。

微生物も、動物も、虫も、人間もみんなが幸せな世界、本当に素晴らしい農場だと思いました。

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